実生活でも公言してるんですが、Momiはゴロリのことが愛おしくて愛おしくてしかたありません。世のお父さんお母さんみなさん同感いただけると思うんですが、どうして自分の子供ってこんなに愛おしいんでしょうか。
スキンシップは、私がゴロリと暮らしていく上でとても大切にしている子育てポイントのひとつです。ゴロリをぎゅっと抱きしめることで、これまでに私も随分癒されてきました。
今回はスキンシップの大切さと実践についてです。
スキンシップが大切な理由3つ
スキンシップで癒して癒される
うれしいときには抱き合って喜んで、悲しいときには寄り添って悲しんで。スキンシップはどんな場面においても感情を共有するために欠かせません。そっと手をにぎるだけで、または背中に手をおいてもらうだけで、興奮していた感情が癒されて落ち着いた経験が誰でもあると思います。
スキンシップは脳内物質「オキシトシン」を分泌させます。「オキシトシン」は心を安定して落ち着いた状態にしてくれる働きがあるため、スキンシップを行うことで穏やかな気持ちになれるんですね。
会社やプライベートで嫌なことがあったとき、ゴロリを抱きしめて深呼吸をするだけで、心が落ち着いて「よし、大丈夫」と前向きに慣れたことが何度もありました。
※「オキシトシン」について。研究の第一人者、山口創先生の本がすごく分かりやすく解説してくれています。これを読んで自分がこれまでゴロリに行ってきたスキンシップ子育てに自信が持てました。
人は皮膚から癒される
子供の学習能力が上がる!ストレス耐性がつく!
お互いにリラックスした状態でスキンシップをすることで、親子ともに「オキシトシン」の分泌が活発になります。「オキシトシン」は特に子供の脳の成長や能力、性格に大きな影響を与え、学習能力(記憶力)やストレス耐性の向上にもつながるそうです。
肌の色に自信を持たせる
黒人ハーフであるゴロリの肌は日本人の私より茶色いです。日本人社会の中で育っていくとどうしても自分の肌の色がマイノリティなため、自信を喪失しそうになる場面に出くわします。心無い言葉を投げかけてくる人にも出会います。
そんな時に備えて、ゴロリの肌ケアをしながら「ゴロリの肌は本当に素敵な色だね」「大事な素敵な肌だからちゃんとケアしようね」と声掛けをしています。
愛情を込めて肌に触れることは、必ずゴロリの自己肯定感を高めることに繋がると信じています。他の人と違うという素敵な個性をしっかりと受け入れることで、肌色を含めて自分のことを大好きでいてもらいたいです。
実践スキンシップ
手をつなごう
スキンシップどうやったらいいか分からないって方、とりあえず手をつなぎましょう。手つなぎも立派なスキンシップです。
手つなぎで長時間のスキンシップができる
抱きしめたり背中をさすったりというスキンシップは長くても数十秒といったところでしょうか。それに比べて手つなぎは短くても数分、歩く距離が長ければ長いほどスキンシップの時間が長くなります。
手をつないでいる間は、こちらが感じていると同じように子供もママパパの体温を手で感じています。つながっているという安心感からリラックス=心の安定へとつながります。
手つなぎで子供に社会性がつく
一緒に手をつないで歩くと、信号があったり前からくる自転車とすれ違ったりといろんな場面に出くわします。横断歩道は青になったら渡る、黄色になったら渡らない。前から来る人や自転車とすれ違う時には道路の端に寄る。普段何気なく自然とやっている行動ですが、実際に手をつなぎながら見せることで子供は行動を学んでいきます。
また、手をつないで歩くということは歩く速度も合わせなければいけません。自分のペースだけでなく、相手のペースも考えて歩幅や速度を調整しないといけないんですね。そうやって周りに合わせるということも子供は自然と学んでいき、この経験が積み重なって社会へ出た時に必ず活きてきます。
子供が喜んで手をつないでくれる誘い方
他の家庭を見ていると、手をつなぐのが苦手というか・・元気いっぱいすぎるお子さん、いらっしゃいますよね。
ゴロリは「手 つなご」というと嫌がらずに手をつないでくれる方なんですが、3歳になったくらいの頃に、手をつなぐよりも自分で自由に歩きたい!という時期がありました。とはいえまだ3歳。一人歩きは少し危なっかしいです。
「危ないから手つないで!!」と伝えても高確率で失敗し、お互いイライラして終わるだけです。そんな時にはこんな言い方を試してみてください。
「ママ迷っちゃうから手つないで」
「ママが車にひかれちゃうから手つないで」
すると、あら不思議!「しょうがないな~」という感じで、子供の方から手をつないでくれるじゃないですか!ゴロリは昔からお姉さんキャラだったこともあり、この誘い方で百発百中手をつないでくれました。
朝ぎゅう昼ぎゅう夜ぎゅう
我が家の朝は「ぎゅう」から始まります。「牛」ではありません。ぎゅっと抱きしめるの「ぎゅう」です。
「おはよー、はい朝ぎゅうするよー」というと、ゴロリはもう反射的に「ぎゅう」をしてくれるようになりました。なんでも習慣付くものですね。繰り返し、大事です。
理由をつけて抱き締める
私がゴロリを抱きしめたいだけですから、理由はなんでもいいんです。
とりあえず朝昼夜の「ぎゅう」は必須としたいところですが、昼間は職場と学校で離れ離れで物理的に難しいので、なんでも理由をつけてはひたすら抱きしめるようにしています。
ママお仕事がんばったよ「ぎゅう」、LEGOで素敵なおうちができたね「ぎゅう」、明日はお休み「ぎゅう」など。おっと忘れてた忘れてたという感じで「〇〇ぎゅうしなきゃ!」と言うと「はいはい」と喜んで(?)してくれます。
たまに「子供が抱っこ抱っこで困っちゃう」というママさんがいらっしゃいますが、我が家では「ママがぎゅうぎゅうで困っちゃう」という状態かもしれません。
ゴロリから「ぎゅうして」「抱っこして」ということももちろんあります。もう嬉々として抱きしめます。現在6歳で体重23kg、すごく重くてずっと抱っこは無理ですががんばってます。
一日一回8秒間で十分!
「ぎゅう」や「抱っこ」はやはり触れ合う面が大きいからか、短い時間でも癒され度が高いです。私みたいにひとり親だったり、共働きだったり、兄弟がいたりするとなかなか「ぎゅう」や「抱っこ」にも時間が取れないかもしれませんね。
でも大丈夫!一日一回8秒間で十分なんです!心の中で「1,2,・・・8」と数えながら抱きしめると、自分がすごく癒されているのが分かります。子供へも愛情が伝わるのに十分な時間と言われています。8秒間は大人がゆっくり深呼吸をするのにかかる時間。一呼吸でこんなに気持ちが落ち着くなんて。スキンシップの効果ってすごいですよね。
マッサージが日課です
ゴロリが1歳になって仕事復帰してしばらく経った頃から、寝る前にゴロリにマッサージをするのが日課になりました。私は昔からマッサージされるのは苦手ですが、するのは大好きです。毎日の日課にしていると、自分でもいろいろ学びたくなってくるので、苦手なくせにマッサージを受けに行ってやり方を見て覚えたりしています。
マッサージに必要なグッズ3つ
1. 間接照明
マッサージするにはある程度の明るさが必要ですが、蛍光灯では明るすぎてリラックスできません。マッサージする手元が見えるくらいの間接照明を準備しましょう。心身ともにリラックスして寝落ち必至です。
2. 目を覆うもの
間接照明でも十分な場合もありますが、明る過ぎるようであれば、目をタオルやハンカチで覆ってみてください。ゴロリは薄いスカーフを目の上に乗せています。
3. マッサージクリームまたはオイル
マッサージは肌に刺激を与えることになるため、刺激を最小限に抑える&保湿のためにクリームかオイルを使用します。お気に入りのボディークリームなどなんでもOKです。ゴロリはいつもココアの香りに包まれてマッサージしています。
Palmer’s Cocoa Butter With Vitamin E ココアバターローション
なにはともあれ足裏マッサージ
足は一日重たい身体を支えてくれた部位ですから、寝る前くらいはねぎらってあげたいですよね。ツボが集中しているので、気になる箇所は集中的にマッサージするのも良いですね。
マッサージの時間は10分から長くても30分くらいです。
1.マッサージは左足から。
2.足裏の真ん中らへんから土踏まずに向かってさする(5回くらい)
3.足指を一本ずつマッサージ、指の腹・付け根の順にマッサージし、最後に付け根から先っぽに向けて引っ張るようにする
4.足の指と指の間に手の指を入れ込み、ぎゅっと握る(足指の間に手の指を深く入れる感じです)
5.【繰り返し】足裏の真ん中らへんから土踏まずに向かってさする(5回くらい)
6.右足にも1.から5.を繰り返す
ざっくりと上記のような手順でやっていますが、かかとを押してみたり、土踏まずを長めにさすってみたり、足の甲の指の骨に沿ってさすってみたり・・実際は毎回アレンジを途中途中で加えています。
ツボを押しまくって子供に痛い思いをさせる必要はありません。気持ち良いと感じるくらいの強さでゆっくりさする程度で十分です。ゴロリは左足マッサージの途中でだいたい寝落ちします。
その他部位のマッサージ
マッサージは足裏が主ですが、「ふくらはぎ」「手のひら」「背中」「肩」「頭」「顔」など全身マッサージと組み合わせることもあります。
”ごっこ遊び”でマッサージ屋さんとたくさんお話したい時には(”ごっこ遊び”についてはこちらの記事参照)、いろんな話をしながら全身をマッサージします。
ゴロリはまだ若くてどこかが凝っているということもないので、全体をさするような感じのマッサージです。手のひらが肌に触れているという感覚が心地良いみたいで、とてもリラックス出来ているようです。顔は皮膚がデリケートなのでそっと押す程度にしておきましょう。ついでに耳マッサージもおすすめです。耳にもたくさんのツボが集まっていますから、やさしく軽くもむようなマッサージをすると良い刺激になります。
マッサージ参考動画
ここ最近、私が参考にしているマッサージのサイトや動画をご紹介しておきます。
どれが正解ということではありません。いずれも参考までにご覧ください。
■高橋ミカさん監修 子供の足を美脚にするキッズマッサージ
■免疫力アップ 足裏マッサージ
最後に
ゴロリと私の距離は他のご家庭の母子の関係より近く、家庭内のスキンシップもかなり多い方だと思います。ひとり親であるため、これまでにもいろんなことを二人三脚で乗り越えてきました。辛いことや悲しいこともあったはずですが、スキンシップでお互いに癒して癒されてきたからこそ今でも毎日笑っていられるんだと思います。スキンシップの大切さは今までの経験で十分に実感しています。
みなさんも早速実践してみてください!
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