今回は、黒人ハーフ・黒人ミックスキッズを持つママさんとの交流についてです。
黒人ハーフ・黒人ミックスキッズについて分からないことや悩みがあった場合、同じように黒人ハーフ・黒人ミックスキッズを持つママパパに聞くのが一番いいと思いませんか。
私がゴロリのヘアケアに目覚めたのも、黒人ハーフの女の子のママ友との出会いがきっかけでした。インターネットであんなに調べても分からなくて悩みに悩んでいたゴロリのヘアケアのことが、彼女と出会ってあっという間に解決していきました。
解決策を持っていなくても、同じような悩みを共有することで新しい発見があるかもしれません。まずは交流を持つことから始めてみましょう。
最近はオンラインで交流の場が提供されていることもあります。興味がありそうなイベントにはまず参加を!
アフリカンキッズクラブ(AKC)に参加する
アフリカンキッズクラブは、NPO法人アフリカ日本協議会により2005年より以下を目指して活動をスタートしました。
- 在日アフリカンコミュニティとのつながり
- アフリカへの正しい理解
- ネットワーク形成の手助け
この団体はアフリカンミックスだけではなく、アフリカにルーツを持つ全ての家庭を対象として活動を行っています。アフリカンミックスのお子さんがいらっしゃる方には是非おすすめしたいコミュニティです。
首都圏限定ではありますが、キャンプやクリスマス会等のイベントが開催されています。他のアフリカルーツ家庭の方々との交流の場にもなっていますので、同じアフリカの国にルーツがある家庭の方々と出会えるかもしれません。
Momiとゴロリは2017年の末頃にAKCの存在を知り、以来興味がありそうなイベントに顔を出させてもらっています。現在はシンガポール在住のため、Facebookでフォローしてオンラインイベントのみ参加させてもらうという感じです。
2020年7月25日(土)にはオンラインのママ会が開催されました。オンラインなので世界のどこからでも参加可能でした。絶対好評で次回があるはずなので、AKCのFacebookページにて開催予定チェックしてみてください!
ゴロリは特にアフリカンダンスのクラスがお気に入りなので、日本へ帰国した際にはまた参加させてもらおうと思っています。ダンスチームは練習を重ねて夏のアフリカンイベントで発表もするんですよ!ゴロリ3歳の時に代々木公園のステージで踊っている姿を見た時には、親バカ炸裂で感動して泣いてしまいました。
コロナ禍の2020年現在はオンラインにて月一回程度ダンスクラスが開催されています!
オンラインダンスクラスは今のところ無料での開催です。英語と日本語でその日のテーマに合わせて自己紹介し合ったり、ダンスの動きもしっかり教えてくれて、本当に無料でいいのかな?という充実の内容ですよ。
アフリカンダンスクラス大好き!!!
2018年に在日ナイジェリアコミュニティのナイジェリアユニオンが大規模な子供の日イベントを開催した際には、黒人、黒人ハーフ、黒人ミックスの子供たちがざっと50人以上も勢揃い!
アフリカンキッズクラブでダンスにも参加させてもらい、とても良い思い出になりました。
アフリカ系イベントに参加する
首都圏では初夏から夏にかけてアフリカ系のイベントが複数開催されます。10年以上前から足を運んでいますが、近年はイベントの回数も多くなり明らかに参加人数や規模が大きくなってきています。
イベントには、アフリカ出身の方、アフリカミックスの方、アフリカ人の家族、アフリカに興味のある方など多くの方々が参加します。ゴロリがそこで出会った子と仲良くなり、その縁でお友達のママと交流が生まれたりもしますので、お近くの方は是非足を運んでみてください。
アフリカ系イベントの素敵なところは、人との出会いもありますが、アフリカのお料理や文化を試すチャンスでもあることです。本場のアフリカンフードやアフリカ直輸入の服やバッグなど、見ているだけでもワクワクしますよ!
※2020年4月以降は新型コロナウイルスの影響を受けてほとんどのイベントが延期・中止になってしまいました。事態が落ち着いてイベント開催が再開されるのを心待ちにしています。
【関東】アフリカヘリテイジフェスティバル
【関東】アフリカン・アメリカン・カリビアン・カルチャーイベント
【関西】アフリカミーツ関西
アフリカ人が集まる場所へ行く
日本にいるアフリカ人は、同じ国、特に同じ地方出身の方々の結びつきが非常に強いです。日本にいる間はお互いに助け合おうとするため、定期的に定例会やイベントを開いたりして情報を交換し合っています。
にぎやか大好きアフリカンの集まりは、とにかくいつも人がたくさんでみんなやかましく(笑)、飲んで騒いで踊って楽しんでいます。集まりについて行った嫁や彼女は大抵ほったらかしなので、女性同士でも情報交換したりする良い機会です。
ゴロリが生まれてからは仕事と子育てに忙しく、アフリカ人が集まるような場所にはあまり行けていないのが残念です。アフリカ人は子供に対してもとっても寛容なので、ちっちゃい子供でも同伴を断られることはまずありません。ただ、盛り上がってくると音楽がすごくうるさいので要注意です。
アフリカンレストラン
アフリカ人のパートナーがおられる方、一度はアフリカンレストランへ足を運んだことがあるんじゃないでしょうか。私も結婚前から何度か連れて行ってもらう機会があり、そこで同じようにアフリカ人のパートナーについてきたという日本人の方々と話をすることがありました。
ちなみに、これまでに私が訪れたことがあるのは、いずれもアフリカ人がオーナーのアフリカンレストランです。アフリカ人オーナーということで、来店客もほとんどがアフリカ人でした。
アフリカ人パートナーの方に行きつけのアフリカンレストランやバーが無いか聞いてみてください。国によって御用達レストランが異なるようです。私の夫はカメルーン人だったので埼玉の春日部にあるお店によく行っていました。ホームページが無いか探してみたんですが、いずれも今では営業していなかったり名前が変わっていたり・・ご紹介できなくて残念です。
パートナーが参加するイベントに同伴
カメルーン人は、月に一回カメルーン定例会があり、それとは別に月に一回出身地方の定例会がありました。定例会では毎回お金を出し合い、誰かが総取りというシステムでした。沖縄の模合のようなものですかね。
定例会では議題を決めてちゃんと話し合いをし、定例会後は毎回食べて飲んで踊ってのお楽しみの時間もあります(そっちがメイン?)。模合制度についても、来日したばかりの最初のうちは免除だったりと独特なルールがあるようです。新しく祖国から来たアフリカ人のみなさんにはとても心強い制度じゃないでしょうか。
定例会を我が家で開催したことも何度かありますが、毎回20人以上の方が来て料理や飲み物の準備に朝から大忙しでした。レストランではアフリカンコミュニティーの定例会、結婚式や誕生日会、亡くなった方のさよなら会のようなものまで各種イベントも行われます。
私たちが結婚した時にも、行きつけのアフリカンレストランで夫の友人達を集めて結婚披露宴ぽいものをさせてもらいました。結婚式・披露宴は私の地元(田舎)で行ったため、いつもお世話になっているアフリカンコミュニティーの方へは別途開催した次第です。
日本にいる同国・同地方出身の方が日本で亡くなられた場合は、みんなでお金を出し合って遺体を祖国に送り届けるということもするようです。同じ地方出身のコミュニティ代表の方が、ご遺体に付き添って祖国へ帰国したという話も何度か聞きました。みんなから集まったお金を携えてご遺体を家族のもとまでお届けするのに付き添う。かなり重い役目ですね。この役目は日本滞在歴が長く、年齢もある程度のリーダー核の人が行うのが一般的なようです。
ちょっと話がずれましたが、この定例会やイベントにはパートナーの方を連れて参加してらっしゃる方も多いです。
知らない同士でもパートナーがアフリカ人だっていうだけで親近感わきますよね!そして同じ国出身だったりするともっと親近感わきますよね!さらに黒人ハーフ・黒人ミックスの子供がお互いにいたりすると・・もう大チャンスです!
情報交換するのには絶好の機会ですので、大きな子供がいる先輩ベテランママさんにいろいろ伺ってみるのもいいですよね。ニッチな情報ですが、知らない方からしてみればとても貴重なありがたい情報です。
自分がある程度経験を積んできたら、今度は新米ママさんに情報共有できる場でもあります。お互いどんな共通点があるのか、どういう話が役に立つのかはまず話してみないことには始まりません。交流、してみましょう!
オンラインコミュニティへの参加
インターネットで「ハーフ ママ」や「国際結婚 ママ」などと検索すると、ミックスキッズを持つママさん達のオンラインコミュニティメンバー募集サイトにたどり着きます。情報交換や、実際に会っての交流を求めている方が多いようです。
私は少しアナログなところがありまして、匿名性が高いコミュニティには参加したことがありません。これまで参加してきたものは、知人の紹介であったり、知り合いが既に参加しているものであったりに限られています。
なんとなく抵抗があるという程度なので、今後機会があればそういうものにも参加していくかもしれません。その際にはまたここでご紹介したいと思います。
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